くすみケア
肌のくすみは5種類!タイプ別に原因を解析
これら3つの肌曇りが混ざり合うことで肌のくすみが複雑に生じているのです。
実際に『睡眠不足とくすみの関係』を調査したところ、24時間寝ないでいると肌の黄色みが増してくることがわかりました。そして一晩寝ないだけで、その黄色みは5日間も続くのです。この原因は、黄疸時などに血中から染み出てくることで知られている“ビリルビン”という黄色い色素。実は睡眠が不足すると表皮細胞のなかにこの“ビリルビン”が産生され、それが黄色曇りとして肌に現れることがわかりました。
ちなみに肌のくすみに関係しているのはUV-B。UV-Bの防止効果はSPF値で表されています。普段はSPF30程度の日焼け止めで十分ですが、夏場やアウトドアシーンではSPF50を使用するようにしましょう。肌色を明るく見せるタイプの日焼け止めや化粧下地もおすすめです。
さらに血行不良もくすみの原因のひとつ。入浴はシャワーですませず、湯船にしっかりつかることが大切。ぬるめのお湯にゆっくりつかれば、血行が促されるだけでなく、ほどよいリラックス効果も得られ、入眠しやすくもなります。
※「24/7肌ゆらぎ研究」
肌の状態を独自の皮膚画像技術で1日3回、8週間に渡って連続追跡調査したもの。“Daily Fluctuation of Facial Pore Area, Roughness and Redness among Young Japanese Women; Beneficial Effects of Galactomyces Ferment Filtrate Containing Antioxidative Skin Care Formula”, Kukizo Miyamoto et al., J. Clin. Med. 2021, 10, 2502
※「秋田・鹿児島肌研究」
年間日光量(UV-B)が約1.5 倍違う秋田市と鹿児島市において、皮膚光老化に関する疫学的な調査を行ったもの。”Quantitative evaluation of skin condition in an epidemiological survey of females living in northern versus southern Japan”, Greg. G. Hillebrand et al., Journal of Dermatological Science 27 Suppl. 1 (2001) S42–S52
※『睡眠不足とくすみの関係』
睡眠ストレスによって生じるビルビリンの発見と、肌のくすみへの影響を調査したもの。2020年の国際学会にて抄録発表”Newly found bilirubin induced by sleep stress contributes to basal skin yellowness leading to dullness”, Akira Matsubara, The 24th International Pigment Cell Congress (2020)
※「秋田10年研究」
秋田県で100人以上の女性を対象に、肌の変化を10年間に渡って追跡調査したもの。2011年に国際学会誌に論文発表”Characterization of comprehensive appearances of skin ageing: An 11-yearlongitudinal study on facial skin ageing in Japanese females at Akita”, K.Miyamoto, Journal of Dermatological Science 64 (2011) 229–236
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